意味がわかると怖い話 占い

占い

高校生のジュリーは、最近占いに凝っていた。
ある日、友人ととてもよく当たると評判のジプシー占いに行ったジュリーは、彼女の父親が、翌朝死ぬと予言されて、青くなって帰ってきた。

心配させないために、両親にはそのことは黙っていた。
その晩ジュリーは、不安で、まんじりともせずに朝を迎えた。
恐る恐る階下に降りて行ったジュリーは、食堂でいつもと変わらずに朝食を取っている父親を見つけて、ほっと胸を撫で下ろした。

「良かった、やっぱり予言は当たらなかったわ」

それから、牛乳を取り込むため台所の扉を開けたジュリーは、吃驚して息をのんだ。
そこに、長年彼女の家に出入りしていた牛乳配達が、倒れて死んでいるのを見つけたのだ。

 

 

解説

牛乳配達のおじさんが、ジュリーの本当の・・・。